2023 年を考える
気づけば 2023 年も一ヶ月が過ぎてしまった。 自分の中ではまだ12月半ばなのだが、そうなってしまったのは再度病院送りになって時間間隔が狂ってしまったことが原因だろう 。
とはいえ、頭を切り替えて春〜夏以降に備える必要はある。 療養生活を怠惰に自堕落に過ごして目を背けてきたことと、改めて対峙する。
大まかな野望
「目標」と据えてしまうと達成せねばならない圧力が強いので、達成したいなぁという気持ちだけ込めて「野望」としておく。 まずは大まかにこれを考えてみる。
病気療養
療養によって腹の傷が修復されることは大前提であろう。 昨年の11月末に小腸が破けて搬送されて以来、かれこれ三ヶ月近く人工肛門(ストーマ)生活を強いられているが、これを解消し小腸をつなぎ直す。
免疫抑制剤であるステラーラ(生物学的製剤の一種でありかなり強力)を始めたのが12月中旬で、以降8週間ごとに投与して、効果が十分に現れるのが2回目以降といわれている。 12月中旬の二ヶ月後といえば今月2月の中旬あたりで、そのすぐあとに検査して快方に向かっていればつなぎ直す → リハビリ → 退院!
と、うまくいけば3月中にすべてが終わり4月から再スタートという流れなのだが、現実は甘くない。 というかそれに GO を出す外科医はよほどリスクテイカーであろう。 いざつないで見ても、蠕動運動を再開できなければオペの手間が二倍になる(すべてやりなおしになる)。
つまり、ステラーラの投与をもう一 回分見てから検査&それでよさそうならオペ開始ということになる。 すべては8週間ズレて、6月が完全復帰の時となるだろう。 あまりにも長い……
公務員試験
名簿に載ったまま残っているため、それを使えば職を得られるかもしれない。 時期は6月〜なので、完全復帰したあとに臨むことができる。
一方で更に上を志すのであれば、4月の上旬にはもう筆記試験(一次)が登竜門となる。
あと二ヶ月もないだろう、対策を講じる。
お仕事
人との縁に恵まれ、きつい思いをして主体的に探しに行かずともお仕事を貰えそうな段取りがついた。 大変有難い……。
ただし現在については、働き方を考える必要はある。 普通の健常人と比較して同期的に動けないのは当然として、もっと管理を厳格に行っていかねばならない。 すなわち、自分の仕事のあり方を客体化して働く、という向き合い方だ。
仕事の内容についてはここに書くことはできないが、おおよその方向性と内容、進め方についても話をすることができた。 あとはその量についてだが、それを確定させるにはどの程度の時間働けるのかについてある程度明確にせねばならない、当然ながら。
というわけで現在は、まず入院療養しつつどれくらい時間を確保できるのか測定して報告するというところから始めている。
副業
メインとは別に、サブとして資金源を確保したいという野望がある。
- ウェブ系プログラマーなら誰しも志すように、自分でサービスを作ってお金が稼げるようになりたい。
- 論文のもととなる実装を行ない、学術論文に名を残したい(ついでにこれがお金につながると嬉しい)
まだまだ漠然としているが、いつかきっと……
ライフステージ
人生も進めていかねばならない。
ここで書いておかないと本当に二の次、三の次となって気づけば40歳ということになりかねない……というのを繰り返してもうアラサーおっさん手前であるが。
とはいうものの、「健康ではない」「金も持ってない」「将来が安定していない」となるとどれだけ他が良くても最初から切り捨てられてしまうことは道理であろう。 まずはその足切り条件を克服するところから始めたい。
ぶっちゃけ将来的にお見合いだの集団結婚式だのであっても、取り敢えず結婚そして子をなすところまでは、最低限この世に生を受けたものの義務として全うしておきたいという気持ちはある。 (そりゃもちろん相手の人生を踏みにじってはならないという大前提が あるんだけども)
弟が結婚して家を建て子をなす計画まで伝わってきている。 とても幸せそうだし、私もそうなりたい。
それを実現させているのはひとえに嫁さんの大企業安定パワーである。 私もそうなりたい。
興味・関心
プログラミングをやっていくものとして、最新の知見を追わなくなってはおしまいだと思う。 ので、現在惹かれているものを書き出してみる。
React 18
まずはフロントエンドの王道をキャッチアップすべきだろう。
ErrorBoundary
だとか Suspense
の挙動がいい感じになったと聞いている。
かなり書き方も違うはずなので、きちんとお行儀良くかけるようにしたい。
Backend in TypeScript
お仕事で期待されているのは主に Python を用いたデータ分析だが、バックエンドの構築を担えるようになりたい。 分析で培った経験を活かすなら Django (Python 製の ORM) であろうが、静的型付けを活かせるような仕組みとしたい。
GraphQL や速度面を考慮しても、こちらに軍配があがるかもしれない(ここはまだ検討が浅いが)。
Rust
完全に趣味的な興味、もとい20年先を見据えたときに必ず必要となるのが Rust lang だろう。 お仕事で使える機会は遠く尊いところにあるが、まずは一歩を踏み出さねば始まらない。
遠い先、とはいうもののフロントエンドの速度を求めてすぐにこれが到来する可能性も大いに有り得る。 突然面食らうよりは、まず敵情視察くらい(敵とか言っている時点でまだマインドがダメダメだが)やっておくべきだろう。
ML4Keiba with GCP
せっかくデータを集めているのだから、これをもっと大規模にやってサービス提供に転用できるようにしたい。 クラウドストレージをつかう ETL の基板設計の経験にもなるし、大規模データ分析を自前データでできるようになるかもしれない。 なにより、競馬という XX を自分の勘ではなくプログラムに基づいてやれるようになりたい。
暇な時間があるうちに優先的に取り組もう。
総括
いろいろ考えることはあるしやることもある。 少しずつやる、着実にやる、真面目にやる。 これしかない。