貸与PCを返却して手元にはiPadしか残されていねぇ
というわけで、この記事の投稿は粉骨砕身、iPad 経由で頑張った記録となります。
探せば色々あるんだなぁ……
バイト先で貸与されていた pc を先月末付で返却し、手元には iPad しかないという状況に陥りました。 これまで使用していた開発環境すべてを失ったことになります(悲しい)
が、次の pc を用意することがまだできていません。 金銭的な問題でもあるし、自業自得でもあるかもしれません。
でもずっとソシャゲをやっているばかりでは何も進まないし、なにより職を得るためになんらか成果物を作ってみせるということができる環境は少なくとも欲しいです。 というわけで、iPad だけでもどうにかならないか検討しました(2022 年 4 月時点)
よさそうなアプローチ
いくつかよさそうなアプローチがあることは分かった
code-server
によるセルフホスト- vscode.dev
GitHub codespaces
code-server
vscode を vps 上に置いて、そこへ SSH 接続してつかうありふれた方式のものであるようだ。 他と違い、こちらは vscode や GitHub との公式な関わりはなく(?)コミュニティベースで開発されている気がする。
vps 環境が自分で選べるので、はちゃめちゃに大容量が必要とかマシンパワーがモリモリにしたいという用途だと,こちらも上がるかもしれない。 が、手軽さという視点では codespace でいいじゃんとなるかも…
vscode.dev
この記事を編集しているのも、実はこの vscode.dev 上である。
対応しているブラウザであれば、上部の検索バーに "vscode.dev" と打ち込むだけでブラウザ版の vscode 画面が開かれる。 左上のハンバーガーメニューから "open remote repository" を選択し、GitHub のアカウントとの連携を済ませれば、いつもの通りの画面でリポジトリを開くことができるのがわかるだろう。
違和感はほとんどなくだいぶ快適に使えるが、肝心の Terminal 機能がさっぱり使えない。 「使用感が悪い」とかではなく、機能として実装されていない。 まぁそれはすべてブラウザ上で動いているから当然といえば当然で、こちらの機能も使いたい場合は codespace に課金することになるだろう。
GitHub CodeSpaces
これまでに述べてきた二つのアプローチを兼ね備えた現状最強の方法である。
……ということまではわかっているのだが、まだ個人相手にはパブリックになっていないようだ。
https://github.co.jp/features/codespaces
さっそくベータ版に申し込んだ。 いつぐらいから使えるようになるだろうか? ベータに参加する個人相手には現状課金しないようなので、うまいこと試せればいいのだが……
まとめ
無論、 pc が手元にあればこんなに苦労する必要はなく、素直に VSCode をインストールすればよいだけである。 敢えて自前の pc から codespace を使うとすれば、潤沢なリソースを持った環境でコードの実行・編集を行いたい場合とか、リポジトリがそもそもデカ過ぎてローカルに持ってくるだけで一苦労とか、そういう限られた用途になるだろう。